1. I LIKE THE WAY
2. IT'S ALRIGHT
3. IT'S NOT OVER
4. LIKE A RIVER
5. YES WE CAN
6. JOY
7. IMAGINATION
8. GO SLOW
9. WHEN A WOMAN
10. PERSONAL
11. I'M NOT IN LOVE
12. JOY(IZ" MIX)
13. I LIKE THE WAY(GT's REMIX)
Deniの特徴は透明感ある歌声と確かな歌唱力。Marciaの七光りなんてとんでもありません。
サウンドは軽いPOPかつダークな雰囲気が漂うサウンドが多く、Deniと歌声との相性も良いです。
マイクゲストはM-5「YES WE CAN」でのMarcia Hinesのみで、Deniの歌声を十二分に楽しめます。
とは言っても全ての曲でDeniが絶好調という訳ではなく、特に後半に退屈に感じてしまう曲はあります。
M-11「I'M NOT IN LOVE」はこの作品で一番最後の一番ダークな楽曲ですが、余りに雰囲気が暗すぎて好きになれません。聴いているこっちまで暗くなりそうな感じです。
しかし基本的にはDeniの声とPOPテイストなトラックがこの上ない相性の良さを見せつけてくれる楽曲が並びます。 M-1「I LIKE THE WAY」、M-2「IT'S ALRIGHT」、M-3「IT'S NOT OVER」、M-4「LIKE A RIVER」、M-5「YES WE CAN」の前半5曲は全て本作のハイライトと言っていい程の佳曲揃い。
M-5「YES WE CAN」はカバー曲ですが、彼女の声を生かしたセレクトで、楽しんで聴けます。
先行シングルであるM-2「世界はお前の手に」、M-5「少年A」は先行シングルとして切っただけあって流石の仕事振り。
不良らしさをガンガンに見せつけるリリックや言葉遣いが悪いリリックは聴いているこっちが恥ずかしくなってくることが多いですが、童子がやるとかっこよさが出るのだから不思議です。
M-9「充 THE 童子」も他のラッパーがやれば間違いなくダサくなるHookなのに、童子がやるとダサさがなくひたすらに渋い。自分のラップの長所を生かしたスタイルですね。
1. RUNNIN’ WITH THE DEVIL
2. ERUPTION
3. YOU REALLY GOT ME
4. AIN’T TALKIN’ ‘BOUT LOVE
5. I’M THE ONE
6. JAMIE’S CRYIN’
7. ATOMIC PUNK
8. FEEL YOUR LOVE TONIGHT
9. LITTLE DREAMER
10. ICE CREAM MAN
11. ON FIRE
当時のメンバーはギターのEDWARD VAN HALEN、ドラムのALEX VAN HALEN、ベースのMICHAEL ANTHONY、ボーカルのDAVID LEE ROTHの4人。
今のギター技術では珍しくない「ライトハンド奏法」ですが、この奏法の元祖はEDWORDです。
当時はこの奏法も非常に話題になり、注目を浴びました。
1. Intro
2. L.S.L II
3. PARTY UP!! feat. ShaNa
4. Bye for Now
5. Eternal
6. Last Summer Day -PART II- feat. Clef
7. Pure Hope
8. Drive on a Holiday feat. Noa
9. chEckmaTe feat. EIGHT TRACK
10. Life Goes On feat. 山猿
11. Dear Mama -Interlude-
12. Dear Mama feat. 小田和正
13. Because... feat. 中村舞子
14. Outro
15. KO.A.KU.MA feat. Noa [Bonus Track]
そんなLGYankeesが2008年5月、とうとうシングル「Dear Mama feat. 小田和正」(M-12)でメジャーデビューを果たします。
この曲はインディーズ時代の楽曲「Dear Mama feat. BIG RON」のセルフリメイクであり、
何とあの小田和正氏というラップとは無縁と言っていい、尚且つとんでもない大物歌手とのコラボに成功してしまったのです。
僕もこのクレジットを見たときは驚いた記憶があります。
結果として普段ラップを聴かないようなリスナーへのアピールに繋がり、沢山の新規ファンを獲得することに。
世界平和ソングだったり、失恋ソングだったり、ウェディングソングだったりと、トピックは様々。
M-12「Dear Mama feat. 小田和正」のヒットで「こういうアプローチがいける」と思ったんでしょうか。
いや、確かにこのアルバム世間的にはヒットしたのでセールス的には結果的にいけたんでしょうけど。
でも、このアプローチが音楽的にいい方向に向いたかというと…正直微妙ですかね。
シンプルなビートの上で一夏の恋を描くM-6「Last Summer Day -PART Ⅱ- feat. Clef」、カップルの海へのドライブデート中の男女の気持ちをストレートに表現したM-8「Drive on a holiday feat. Noa」、LGYankeesと山猿流人生応援歌M-10「Life Goes On feat. 山猿」の3曲は客演の好演やトラックとMCの相性も悪くなくそこそこ楽しめるんですが、それ以外のそのようなアプローチ楽曲はメロディアスな部分を所々で見せるHIROのラップはまだ良くても、RYOのガラガラしたリズム感がないラップがいまいちトラックや曲の雰囲気に順応出来てない気がします。
そもそもRYOの声からしてこういうアプローチは不向きなのでは。
楽曲は全体的に短く、3分以上の楽曲はM-14「HAMMER OF THE GODS」のみで、M-2「TRANSISTORS GONE WILD」に至っては1分弱。
短尺曲を投下して構築していくというやり方は本作以外でもたまに見るやり方ですが、このやり方は自動的に長所と短所の両方がついてきてしまうやり方であり、本作でもその長所と短所の両方をばっちり継承しています。