1. PC INTRO / DJ PRINCESS CUT
2. RIDIN' / CHAMILLIONAIRE
FEAT.KRAYZIE BONE
3. HUSTLIN' REMIX / RICK ROSS FEAT. JAY-Z, YOUNG JEEZY
4. DIAMONDS / SLIM THUG
5. WHERE DA CASH AT / CURRENSY FEAT. LIL WAYNE, REMY MA
6. PUSH IT / RICK ROSS
7. I KNOW U WANT THAT / BIG TUCK FEAT. TUM TUM, CHAMILLIONAIRE
8. 3 KINGS / SLIM THUG FEAT. BUN B & T.I.
9. GETTIN' SOME / SHAWNNA
10. GREW UP A SCREW UP / LUDACRIS FEAT. YOUNG JEEZY
11. CHAIN HANG LOW / JIBBS
12. DALLAS MIC PASS REMIX / DJ PRINCESS CUT FEAT. BIG TUCK, TUM TUM, E-CLASS, MR.POOKIE, KOTTONMOUTH, PLAY-N-SKILLZ, LUMBA
13. STUNTIN' LIKE MY DADDY / BIRDMAN & LIL WAYNE
14. HARD IN DA PAINT / ALI & GIPP FEAT. NELLY
15. E.I. THE TIPDRILL REMIX / NELLY FEAT. THE ST, LUNATICS
16. I LUV IT / YOUNG JEEZY
17. LOCKED UP / AKON
18. SHORTY WANNA RIDE / YOUNG BUCK
19. STILL FLY / BIG TYMERS
20. CAPRICE MUSIC / TUM TUM
21. GUESS WHO'S BACK / SCARFACE FEAT. JAY-Z & BEANIE SIGEL
評価: ★★★★★★★★★☆
和歌山出身のフィメールDJ、DJ PRINCESS CUTのSOUTH HIP HOPのMIX CD。
2007年3月21日発売。
DJ PRINCESS CUTは和歌山出身で、1996年に海外で音楽ライターになるという夢を叶えるため、アメリカのテキサス州ダラスに渡米しました。
そこからDJの世界に入っていき、MIXテープを地道にリリースしていって知名度を上げていきます。
明確に流れを変えるのはM-11「CHAIN HANG LOW」。
子どもの可愛らしい歌声のHookは聴いていて楽しくなること必至で、ここから繋ぐ楽曲もバラエティーが前半以上に豊かになります。
2MCの淡々としたラップが聴きごたえ抜群なM-13「STUNTIN' LIKE MY DADDY」、NELLYの暴れっぷりが光るM-14「HARD IN DA PAINT」、クラブチューンの中でいい感じの清涼剤となるM-17「LOCKED UP」などなど、楽曲自体がカッコいいですし、DJ PRINCESS CUTの繋ぎもセンスの良さが冴え渡ります。
21曲まで息切れすることなく、最後までしっかりと聴かせてくれます。
ちなみにM-12「DALLAS MIC PASS REMIX」は本作にしか収録されていないDJ PRINCESS CUTのオリジナル楽曲。
ノリとカッコよさ100%のトラックの上で客演MCがマイクを回す様は本当に鳥肌ものです。
この曲だけでも十分に本作を買う動機になります!
アメリカで活動している日本人女性DJのMIX CDということで、何となく買った1枚でしたが、向こうで大物ラッパーたちに仕事を任されるのも納得できる、かなりいいMIXアルバムを聴かせて頂きました。
SOUTH HIP HOPのカッコよさ、そしてDJ PRINCESS CUTのMIXスキルの高さをしっかり堪能できる一枚です。
オススメのMIXアルバム認定!
・・・と思いきや、そこからの流れは以外といいんです。
朝に起きたとき向けのやる気出そうぜソングのM-2「今日の花」、ライブの際の歓声を入れてアレンジしたパーティーチューンのM-3「ミツバチ (3万人の村人ver.)」、聴きやすいROCK調のサウンドのM-4「I will go my way!!」と序盤として掴みが効いた楽曲が続きます。
1. EL Paraiso Rico
2. Deadly Cha Cha
3. Honey Lollipop
4. Relax
5. My Everything
6. More Than Nothing
7. Shorty
8. Live a Lie
9. In My Mind
10. Where You Wanna Go
11. Things That Gets Me Mad
12. Doing My Thing
13. EL Paraiso Rico (Blacksmith' R&B Rub)
14. Relax (Blacksmith R&B Rub/12" Mix)
M-8「Live a Lie」は嘘をつくなというメッセージソング。
Deetahの爽やかな歌はなりを潜め、Hookでもキレのあるラップを披露しています。
DJの名前がクレジットされていませんが、スクラッチがかなりいい感じに効いていて、センスのよさを感じます。
M-9「In My Mind」は、Deetah曰く「普段出さないような心の内を見せた曲」とのこと。
ちょっと近づいてはいけないような不穏な空気のトラックがささやくようなDeetahのラップと歌を包む一曲。
惹くか惹かれるかは・・好みが分かれそうですね。
僕は・・・まあ普通です。(思考停止)
M-10「Where You Wanna Go」は地味ながらも華やかなトラックの上でDeetahとSUBLIME PHANTOMがラップを披露する曲で、Deetahの歌が何とも言えない雰囲気。
まるで休日の誰も起きていない時間帯の朝のような雰囲気です。
M-11「Things That Gets Me Mad」は、Deetahがイライラした時の心境を歌ったそう。 SUBLIME PHANTOMが2曲続いてラップで応戦。
こっちの方が掛け合いという感じでラップの良さは活きているような気がします。
ただ、曲の良さとしてはM-10「Where You Wanna Go」の方に分がありますかね。
M-12「Doing My Thing」は自分が楽しいと思うことをしていく、と意思表明する曲。
ラップする途中でトラックが色んな展開に行くのが面白い構成です。