りくぼーの音楽感想倉庫

音楽CDの感想を綴っていきます

ケツノポリス / ケツメイシ

ケツノポリス


曲目リスト


1. intro
2. こっちおいで
3. CLUBへ
4. もっと
5. 力 mix
6. ビールボーイ
7. 言技
8. 雨
9. S/S
10. ポエムンベース
11. 旅
12. 夕日
13. 男男
14. outro
15. CLUBへ(熱帯夜mix) feat. 鎮座DOPENESS, カトマイラ


評価: ★★★★★★★★☆☆


日本ではかなり知名度の高いラップグループ、ケツメイシの1stアルバム。
2000年12月20日発売。


ケツメイシはMCのRYOと大蔵、MC兼シンガーのRYOJI、DJのDJ KOHNOからなるグループであり、1993年に結成。
結成した当時は普通のサラリーマンだったメンバーもいたせいか、本格的に活動し始めたのは結成されてから数年後でした。


1999年に「こっちおいで」(M-2)を最初のCDとしてドロップし、その後も「新生活」、「」とコンスタントにシングルをリリースしていきました。
そして2000年の最後にこのアルバムをシーンに投下したわけです。
結果的にこのアルバムがケツメイシのインディーズの最初で最後のアルバムになっています。


ちなみに上の3枚も無論インディーズからリリースされており、メジャーデビュー後にメジャーから再発はされていますが、やはりマイナーな作品のようで、ネット以外で入手するのは少し難しいです。
まあ、僕がリアル店舗で見たことないだけなんですけど。
でもAmazonレビューも少ないからなあ。
この頃はまだまだ世間的にはマイナーなグループでしたし、しょうがないですね。


では内容に。


間違いなくRHYMESTERの影響を受けたというのが色濃く出てます。

シンプルで聴きやすいビートにMC2人とシンガーのRYOJIが好き放題でライミングしまくりのリリックを乗っけた、ハードなラップが好きな人でも聴ける、POPなラップが好きな人でも聴けるような、バランスの良さが特徴ですね。

メンバーの中で一際光るのはRYOで、縦横無尽にトラックの上を暴れまわりながら様々な箇所でライミングのサンドイッチを見せてくれる様は圧巻としか言えません。


特にM-2「こっちおいで」、M-7「言技」の2曲は3人の遊び心満載のラップとリリック、DJ KOHNOの陽気なトラックのバシッとしたハマり具合を見せてくれ、非常に楽しい4分間を提供してくれます。
やはりこういったスタイルは遊びのリリックが一番映えますね。
アルバムの中でも飛び抜けています。


とはいってもメッセージ性のある楽曲でもしっかりとライミングとメッセージ性の両立はとれており、男に向けたエール曲のM-12「夕日」、M-13「男男」などはこの頃のケツメイシならではの表現で魅せてくれます。日本語の使い方が本当に上手いですね。

失恋ソングのM-8「」、女性との一晩を描いたM-9「S/S」、次曲のInterludeのM-10「ポエムンベース」、旅の楽しさや醍醐味をケツメ節で描写するM-11「」ではストーリーテーリングの部分も見せてくれます。


最初から最後まで良曲続きのこの作品の最後に控えているのが、間違いなく本作のMVP楽曲、
M-15「CLUBへ 〜熱帯夜mix〜」。
ケツメイシ主催のイベント「熱帯夜」に参加していた鎮座DOPENESSとカトマイラが参加したM-3「CLUBへ」のRemix。
今となっては考えにくい組み合わせ。

原曲よりもハードなビートで、ケツメイシの3人のリリックとHookはそのままですが、鎮座DOPENESSとカトマイラとの5人で非常に熱いマイクリレーが繰り広げられており、RYOJIのHookも非常にいいアクセントです。「アルバムの最後にすごいのを突っ込んでくれた!」と心から思える楽曲です。
原曲も勿論いいですけど、個人的にはこちらのRemixに分がありますね。


さくら」以降一気に知名度を上げたケツメイシ
そのためこの作品を聴いたことがない人は多いかもしれませんが、この頃のケツメイシにもいい曲は沢山あります。
特に最近ケツメイシが好きになった人にはマスト。それ以外の方も是非見つけたら買ってみてください。
非常に楽しめる時間を味わえる一枚です。


↓M-6「ビールボーイ」のPV。
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