りくぼーの音楽感想倉庫

音楽CDの感想を綴っていきます

Aaron's Party (Come Get It) / Aaron Carter

Aarons Party (Come Get It)

曲目リスト



1. Introduction

2. Aaron's Party (Come Get It)

3. I Want Candy

4. Bounce

5. My Internet Girl

6. The Clapping Song

7. Iko Iko

8. Real Good Time

9. Tell Me What You Want

10. Jump Jump

11. Girl You Shine

12. Life Is A Party

13. (Have Some)Fun With The Funk

14. Hang On Sloopy



評価: ★★★★★★★☆☆☆



Nick Carterの弟、Aaron Carterの2ndアルバム。

2000年9月26日発売。



1997年に9~10歳で初デビューを飾ったAaronは、その後もLIVEなどを重ね、順調にファンを獲得していきます。

2000年に新曲をリリースし始め、この2ndアルバムのリリースに踏み切りました。



1stアルバムも全米で100万枚以上のセールスを記録しましたが、この2ndアルバムは全米で300万枚以上のセールスを記録しました。

その功績によって2000年後半にはRIAAにPlatinumの認定を受けます。

結果としてAaronのディスコグラフィの中では最も成功したアルバムとなりました。



さて、内容に。



本作はCDタイトルにもある通り、「パーティー」をコンセプトにした分かりやすいコンセプトアルバムになっています。

12歳という声変わりの時期に出されたレコーディングされた作品ということもあり、前作とは全然声が違っています。それでもまだ全然子どもの声ですけどね。

上にも書いたように、今回のコンセプトは「パーティー」。

そのため、バラードと言えるような楽曲はなく、ノって踊れるようなパーティーチューンばかりで、ラップの割合もかなり高いです。

それに加えて歌唱力がそこまであるわけではないので、好き嫌いが分かれると思います。

しかし、オールドなパーティサウンドとAaronの声との相性はそこまで悪くなく、Aaronのラップの技術も流石で、どの曲もしっかりとノレるパーティーチューンになっています。

特に表題曲であるM-2「Aaron's Party(Come Get It)」は、全体的に楽しい雰囲気も相まってリード曲に相応しい、何回も聴ける楽曲に仕上がっています。

アメリカでは大衆ソングである「The Clapping Song」のカバーであるM-6「The Clapping Song」もAaronにぴったりなアレンジが聴いていて、中毒性が強い楽曲ですね。

The Strangelovesの「I Want Candy」のカバー曲であるM-3「I Want Candy」、ニューオーリンズの有名なフォークソングである「Iko Iko」のカバーのM-7「Iko Iko」などのカバー曲も、パーティーの雰囲気にあっているカバーになっています。

それ以外のオリジナル楽曲だととにかくHookがキャッチーなM-4「Bounce」がかなり楽しんで聴けました。首を縦に振りたくなること間違いなしです。

ちなみに曲間にAaronとその仲間たちの会話も収録されていて、兄であるNickも参加しています。

そのためNickのファンの方は一層楽しめるかもしれませんね。

とにかく楽しそうな雰囲気がアルバム全体から伝わってくるので、

聴いているこちらも非常に楽しんで聴ける一枚です。

興味がある方はぜひ聴いてみてください。

↓M-2「Aaron's Party(Come Get It)」のPV。

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