りくぼーの音楽感想倉庫

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Good Feeling / FLO RIDA

Good Feeling Ep


曲目リスト


1. Good Feeling
2. Wild Ones feat. Sia
3. Club Can't Handle Me feat. David Guetta
4. Turn Around (5, 4, 3, 2, 1)
5. Who Dat Girl feat. Akon
6. Low feat. T-Pain
7. Good Feeling (Carl Tricks remix)
8. Good Feeling (Jaywalker remix)


評価: ★★★★★★☆☆☆☆


アメリカのフロリダ出身のラッパー、FLO RIDAのオーストラリア限定でリリースされたEP。
2012年4月6日発売。


2007年に「Low feat. T-Pain」(M-6)をヒットさせ、そこからも続々と世界規模でヒット曲を連発。
2000年代後半から2010年代前半を代表するラッパーの1人になったFLO RIDA。

どんどん世界的にもツアーの範囲を広げていったわけですが、本作はオーストラリア、ニュージーランドにて、プロモーションとしてリリースされたEPです。


では内容に。


曲目リストを見てもらうと分かるように、リリース時点でのFLO RIDAのヒット曲をコンパイルした1枚となっています。
表題曲であるM-1Good Feeling」も、2011年にシングルとしてリリースされているので、純粋な新曲はありません。
一応最後の同曲のRemix2曲が新曲ととらえられなくもありませんが、微妙ですね。


こうして改めてヒット曲を聴いてみると、やはりHIP HOPファンだけではなく、幅広い層に受け入れられそうな曲が詰まってるなあという印象です。
とにかく聴きやすさ重視ですね。


何よりもHookがインパクトがあります。
最初の大ヒット曲であるM-6「Low feat. T-Pain」もHookのT-Painの強烈さでヒットした部分がかなり大きいですしね。

全体的に聴きやすい流れるようなトラックの上で客演陣の歌とFLO RIDAの透き通るようなラップが響く、晴れた日のドライブのBGMなどには活躍してくれそうな1枚です。


ただちょっと客演陣の印象が強く、肝心のFLO RIDAのラップは脇役に回っている感が否めないのも事実。
そもそもFLO RIDAのラップは個性がそんなに強くないので、客演を呼ぶと影に隠れがちなんですよね。
最も、様々なミュージシャンとコラボしやすいという利点があるのも事実ですが。
FLO RIDAのラップを純粋に楽しみたい方にはちょっと物足りないでしょうね。
最後のRemix2曲もこれ目当てで買うほどの出来ではないですし。


上にも書いたように新曲もRemix以外にはないですし、そんなに強くはオススメしません。

ただ、FLO RIDAのヒット曲をちょっとコンパクトに聴いてみたい!という目的なら、チェックして損はしないと思います。
これからFLO RIDAを聴いてみようって方で興味のある方はどうぞ。


↓M-6「Low feat. T-Pain」のPV。
www.youtube.com