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Straight From My Heart / Pebbles

■ ペプルス PEBBLES ストレート・フロム・マイ・ハート STRAIGHT FROM MY HEART 輸入盤 IMPORTE CD サービス


曲目リスト


1. Club Laid Back (Intro)
2. Like the Last Time
3. "Are You Ready?"
4. I Can't Help It
5. You
6. Happy
7. Soul Replacement
8. Club Laid Back (Reprise)
9. It's Alright
10. Show Me
11. Straight From My Heart
12. Angel
13. One More Try
14. Long Way to Travel
15. Club Laid Back (Outro)
16. "Are You Ready?" (Mario Mix)


評価: ★★★★★★★★☆☆


アメリカのカルフォルニアオークランド出身のシンガー、Pebblesの3rdアルバム。
1995年9月12日発売。


1987年に1stアルバムをリリースして以降、ヒット曲を何曲か作り上げてきたPebbles
1990年にリリースした2ndアルバムである前作もUSホット100でトップ20入りを果たすヒットアルバムに。
前作は当時のR&B界を代表するコンビのL.A.&BabyFaceがプロデュースを手掛けましたが、やがてL.A.とBabyfaceが決裂したことにより当時のL.A.の妻であったPebblesBabyfaceと決裂することになります。
その後はL.A.との結婚生活を送りながらガールズグループのTLCのマネージメントを担当し、スターグループにすることに成功。
その為歌手活動からは距離を置いていたPebblesですが、5年のインターバルを経て3rdアルバムである本作をリリースしました。
しかし同年にTLCが破産したことや、1996年にL.A.との離婚などもあって歌手活動は休止。
その後4thアルバムをリリースするまで13年の年月をかけることになります。


では、内容に。


Pebblesの特徴は甘いながらも深みのある歌声。
大人な雰囲気というのが十二分に伝わってきます。


現場の雰囲気満点なイントロを経てのM-2「Like the Last Time」はしっとりとしたサウンドの上で転がるようなPebblesの歌が流石のハマり具合。
続くM-3「"Are You Ready?"」は中々ドラムが強めでインパクトのあるサウンド
そんなサウンドのせいかPebblesの歌も気合が入っており、本作の中でも印象には残りやすいかと。シングル切っただけのことはある楽曲です。
終盤での男性の声もいいアクセント。

M-4「I Can't Help It」はぽわーんとしたトラックで聴いているだけでとろけそうな雰囲気。
対訳を見ると男性視点のリリックだったのでちょっと驚きました。
HookでのPebblesの歌の様々な引き出しにスキルの高さを感じますね。
M-5「You」はズンズンとしたイントロからして今までの曲とは違うなと思わせます。
トラック自体はしっとりとしているんですが、終始ズンズンとしたリズムは続くのでそこで他のしっとりとした曲と違いが出来てますね。
随所での音の取り入れ方も耳を惹く感じで、Pebblesの歌を見事にサポート。


M-6「Happy」はしっとりとしたサウンドは相変わらずですが声を張るHookがとてもキャッチ―。
トラックも随所のピアノの使い方がかなり功を成していて最後まで聴きたくなること請け合い。
M-7「Soul Replacement」はリズムがちょっと小刻みで歌いにくそうなトラックなんですがしっかり順応した歌が乗ってます。
この曲のPebblesは他の曲と比べてちょっとねっとりした歌い方をしていますね。

スキットを挟んでのM-9「It's Alright」はテンポがいいトラックで首を振りたくなるリズム。
Hookでのタイトルを歌うところはとても耳に残ります。
M-10「Show Me」もリズムがズシンときますがその上に乗るPebblesの柔らかい歌がいい中和剤です。
随所に入る優しいギターがいい味出してますね。


M-11「Straight From My Heart」、M-12「Angel」は音数少な目のトラックでPebblesの歌を最大限生かした形ですね。
音数少な目のサウンドなのに1人の歌だけで最後まで飽きさせず彩って見せるPebblesの力量を十分に堪能できます。

M-13「One More Try」は随所で様々な音を入れたトラックが印象的で、Pebblesの歌との相性は言うまでもなく。
M-14「Long Way to Travel」は本作の中でも軽めな雰囲気のトラックで、その上にのるPebblesの歌も歯切れよく聴いていてウキウキしそうですね。
次がアウトロなので輸入盤だと実質この曲が〆になるわけですが、〆としても中々いい感じでは。


M-16「"Are You Ready?" (Mario Mix)」は国内盤限定のボーナストラック。
その名の通りプロデューサーのMario(こないだこのブログで取り上げたMarioとは別人です)が手掛けたM-3「"Are You Ready?"」のRemix。
原曲よりサンプリング色強めのトラックで、こちらはクラブでもかけられそうな楽曲になってます。
原曲とはちょっと色が違いますが、これはこれで聴きごたえがあって原曲に引けを取らない良曲に仕上がってます。


最初に軽く聴いた時はそんなに印象に残らなかった作品でしたが、何回かじっくりと聴いてみると丁寧に作られた作品だと感じます。
全体的にしっとりとしたサウンドなんですけど、その中におかずとしてちりばめてある色々な楽器の使い方が本当に上手いんですよね。
Pebblesの歌自体の力量もさることながら、プロデューサーたちの手腕もかなりのものです。

ちなみに国内盤には対訳もついていますが、どの曲も恋愛系の詞となっております。全曲日本語で歌われたら確実に胸焼けしますね。


この年代のR&Bが好きな方は見かけたら是非どうぞ。何回も聴くことをおススメするスルメ作品です。


↓M-16「"Are You Ready?" (Mario Mix)」のPV。
www.youtube.com