曲目リスト
1. Drwahbushwickching
2. Keepemsingn
3. Vonwolfgangdonchucknice
4. 20minutesormore
5. Farenheit9one1
6. Willbushwick
7. Milleniumpimpwick
8. Recklessendangerment
9. Damn If I Let It Be
10. Feelmyheart
11. Dowhatyoudo
12. Phantomchuckopera
13. Gorealaentertainment
14. Milleniumpimpnscrewed
15. 20minutesormore (Soul Mix)
評価: ★★★★★★★★★★
ジャマイカのキングストン出身のラッパー、Bushwick Billの5thアルバム。
2005年3月29日発売。
ヒューストンの伝説的ラップグループのGeto Boysのメンバーとして活動していた右目なき小柄ラッパーのBushwick Bill。
1992年にはソロデビューも果たし、1stアルバムと2ndアルバムはGeto Boysの成功もあって好セールスを記録。
2005年に前作から4年のインターバルを経てリリースされたのが5thアルバムである本作です。
M-4「20minutesormore」が本作からのシングルカットです。
では、内容に。
Bushwick Billのラップは本作で初めて聴きましたが、淡々としながらも貫禄のあるラップさばきをするラッパーだなという印象です。
語るようなスタイルがバシッとハマるので、Dreの1stアルバムに喋りで参加したのも頷けますね。
アルバムの幕を開けるM-1「Drwahbushwickching」はゆったりとしたトラックの上でBillがもっさりしたラップを乗せる構成で、流石のハマり具合。
Hookでの女性シンガーとの絡みも絶妙。綺麗めな音使いも耳を引きます。
続くM-2「Keepemsingn」は女性シンガーとの絡みはあるものの打って変わってダークな雰囲気。
ノリのいいトラックの上でのBillの貫禄あるラップさばきが聴きごたえあり。
もうこのスタートを聴いた時点で再生ボタンが止まらないこと請け合い。
M-3「Vonwolfgangdonchucknice」はイントロからして危険な雰囲気のトラック。
そのトラックの上で隙間なくラップを乗せるBillの仕事も文句なし。
HIP HOP好きが欲する「いなたさ」を十分に満たしてくれます。
M-4「20minutesormore」は上にも書いたように本作のシングルカット曲。
Hookでの女性シンガーとの絡みが本作でも随一のキャッチーさで、シングルカットされたのも頷けます。
Billのラップとの相性の良さは言うまでもなく。
M-5「Farenheit9one1」は様々な音を混ぜわせたようなトラックで、最後まで飽きずに聴ける構成です。
Billもそれに負けることなく貫禄あるラップを乗せています。
Billは身長が112cmだったそうですけど、ラップに関してはとてもそれを感じさせない貫禄ですよね。
M-6「Willbushwick」はトラックの雰囲気が他の曲と比べるとちょっとコミカル。
Hookでの音使いが耳に残りますね。
M-7「Milleniumpimpwick」は幻想的なトラックで、もっさりしたBillのラップと流石の好相性。
幻想的ながらもしっかり首を振れるトラックになっているのも職人技という感じです。
どんなトラックかは聴いて確かめてください。
M-8「Recklessendangerment」はもうイントロからして耳を掴まれるはず。
ワンループトラックですけど中毒性が強く、Billのラップもノリが良くて楽しく聴けます。
M-9「Damn If I Let It Be」はレイドバックしたようなトラックで、聴いているとぽわーんとした雰囲気に。
ギターの音は半端ないんですけどね。そこに埋もれるようなBillのラップもがっつり聴けます。
M-10「Feelmyheart」はそんな雰囲気から打って変わって晴れやかなトラックで、そのうえで本作では比較的歯切れのいいラップをBillも乗せてます。
M-11「Dowhatyoudo」はおどろおどろしいトラックの上でBillがラップを乗せる構成。
本作の中でもちょっと機械的なトラックですね。
M-12「Phantomchuckopera」は本作の中でもダイナミックなトラック。
その上に乗るBillのラップもさすがの貫禄。とにかくトラックのインパクトがすごいので一度聴いただけで頭に残ります。
M-13「Gorealaentertainment」、M-14「Milleniumpimpnscrewed」はシリアスでギャングな雰囲気のトラック。
耳にへばりつくようなラップが雰囲気にかなりあってます。
最後を〆るのはM-15「20minutesormore (Soul Mix)」。原曲と比べるとお洒落なクルージングチューンに仕上がっています。
この曲を最後に持ってきたのは大正解でしょう。この曲のおかげでかなり後味よく終わるアルバムになっています。
BushWick Billの作品は本作が初めてでしたが、率直に言うとあまりの内容の良さにびっくりしました。
Billのラップは本当にどんなトラックにもマッチしていますし、トラックでの音の使い方も絶妙。
アルバム全体の構成も文句なしで、2005年にリリースされた作品の中でも卓越した内容の良さではないでしょうか。
2005年には様々な有名アーティストが作品をリリースした裏で、ひっそりと注目されずに消えていった本作。
しかし本作を聴かないのは余りにもったいないですね。2005年の隠れた裏クラシックです。
見つけたらなんとしても聴いてください。
↓M-1「Drwahbushwickching」。
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