りくぼーの音楽感想倉庫

音楽CDの感想を綴っていきます

Friday Night Freestyles / Fabolous

www.datpiff.com


曲目リスト


1. Monday Night Mixtape 98 Freestyle feat. Noreaga
2. B.A.S Freestyle
3. Quiet Storm Freestyle
4. Told Ya ll Freestyle
5. Shook Ones Freestyle
6. Been Around The World Freestyle
7. Ain't Nuthin Ta F ck Wit Freestyle
8. All For The Love Freestyle
9. Take It Easy Freestyle
10. The World Is Yours Freestyle
11. Black Girl Lost Freestyle
12. Life's A Bitch Freestyle feat. Jadakiss
13. Affirmative Action Freestyle feat. Paul Cain & Joe Budden
14. Sound Bwoy Buriell Freestyle feat. Stack Bundles
15. Fabolous So Ghetto Freestyle


評価: ★★★★★★★☆☆☆


最近仕事が忙しく残業続きでブログチェックや更新が余りできずにいます。すみません。
今年の記事を見返してみると、今年に入ってから洋楽のHIP HOP系の記事を書いていなかったことに気づきました。
というわけで久しぶりに洋楽のHIP HOPの記事を。


アメリカのNY出身のラッパー、Fabolousのミックステープ。
2015年5月23日発表。


Friday Night Freestyleというシリーズで3か月間フリースタイルをリリースしていたFabolous
本作はそのフリースタイルすべてに加えて4曲の新規フリースタイルを追加した内容になります。


では、内容に。


90年代のUS産HIP HOPから様々なトラックを利用したビートジャック物が中心となっています。
ジャケットを見てもらうと分かるようにコンパイルをDJ Clueが務めており、随所でDJ Clueのコールが入っています。


一応ビートジャック物について説明しておくと、ビートジャックというのはHIP HOPの文化の1つで、先人たちが利用したトラックをそのまま拝借して、その上に自分のオリジナルのラップを乗せるというものです。
他のジャンルでこのようなことをやったら間違いなく「パクリ!」「人の褌で相撲取ってる」なんて言われそうですけど、HIP HOPやREGGAEではポピュラーなやりかたなんですよ。
その辺りの自由さもHIP HOPという文化の魅力の1つ。


良くもわるくもどのビートジャックもFabolousがフリースタイルをかます内容で、元ネタのトラックもFabolousのラップも全体的に相性はまずまず。
温故知新を体感させるにはいい内容と言っていいでしょう。

1曲1曲ごとの感想はどの楽曲も似たような感想になってしまうので割愛。
中でも良かったというフリースタイルを挙げさせていただくと、


まずWu-tangの「Ain't Nuthin Ta Fuck Wit」のフリースタイルのM-7「Ain't Nuthin Ta F ck Wit Freestyle」。
ネタ感満載のトラックの上でヘロヘロしたラップを乗せるFabolousが原曲とは違ったよさを出しています。


そしてM-10「The World Is Yours Freestyle」~M-13「Affirmative Action Freestyle feat. Paul Cain & Joe Budden」のNasのビートジャックづくめの流れが本作のハイライト。
どの曲もNasの名曲と評される曲なのでプレッシャーもあったと思いますが、どれもしっかりFabolousの良さが出ています。
特にJadakissを客演に迎えたM-12「Life's A Bitch Freestyle feat. Jadakiss」は流石に原曲のあの哀愁漂う底知れなさには及ばないものの、2010年代の「Life's A Bitch」といってもいいくらいの内容でした。
見事に過去の名曲が今風にアレンジされています。最後にちょっとAZの声が残ってるのが何とも・・!


無料ミックステープとしては素直に楽しめる内容で、無料ということを考えれば何ら文句は出ません。
90年代のHIP HOPが好きな方、Fabolousのラップが好きな方は是非ダウンロードしてみては?
(ただ以前記事を書いたDJ Clueの2ndアルバムでは特に気になりませんでしたが、本作では随所のDJ Clueの掛け声や笑い声がちょっと助長に感じました。)


↓M-3「Quiet Storm Freestyle」。
www.youtube.com

花ことば / ビリケン

花ことば (CCCD)


曲目リスト


1. 花ことば
2. MR. feat. HARUCA
3. 秋刀魚
4. 花ことば(instrumental)


評価: ★★★★★★★★☆☆


東京で結成されたHIP FOLKデュオ、ビリケンの3rdシングル。
2003年10月29日発売。


2003年に入ってから2枚のシングルリリースを経て1stアルバムをリリースしたビリケン
活動の手を緩めることはなく、アルバムから3か月して3rdシングルである本作をリリースしました。

以前に出した2枚のシングルはどちらもカバー曲でしたが、本作はビリケン史上初のオリジナル曲によるシングルとなりました。


では、内容に。


表題曲であるM-1花ことば」は人の個性と花言葉をかけた応援ソングで、ビリケン版「世界にひとつだけの花」ともいえる楽曲。
ビリーのまっすぐでさわやかな歌唱はこういうテーマにばっちりハマっていて、ケンのラップもいいアクセントになっています。
そしてAmazonレビューにもあるようになんとこの曲でケンがラップしている花の名前は74種類(!)。
初のオリジナル楽曲でのシングルで切られたのも頷ける楽曲です。


M-2「MR. feat. HARUCA」はケンのソロ曲で、シンガーのHARUCAが客演として参加。
落ち着いた雰囲気のトラックの上でケンがラップをキックしていくのが聴きごたえあり。HARUCAの出番がちょっとだけですが粗削りな曲に彩りを加えているのがいいですね。

対するビリーのソロ曲のM-3「秋刀魚」はほのぼのした雰囲気のトラックでの日常的な詞が印象的で、聴いているだけで心が和やかになること請け合い。


最後の「花ことば」のインストはインストだけでもトラックをしっかり作り込んでいるのが分かって聴きごたえのある内容。
ビリーって何気にトラックメイクのセンスは凄いんですよね。


ビリケン初のカバー曲一切なしのシングルとなった本作ですが、どの曲も聴きごたえがあって満足できる内容です。
カバーに頼らなくても全然やっていけるグループである、ということを証明できたシングルだと思います。
M-1花ことば」以外の楽曲はこのシングルでしか聴けないので、見かけたら是非どうぞ。(ただCCCDなのが・・なあ)


M-1花ことば」のPV。
www.youtube.com

Full Circle / Bernard Jackson

https://www.amazon.co.jp/Full-Circle-Bernard-Jackson/dp/B001DGS8KY
↑ジャケを貼り付けられなかったのでAmazonリンクです(現在は購入不可)


曲目リスト


1. Closer Than Friend
2. All I Wanna Do Is Hold You
3. When I Hold You In My Arms
4. I Hope
5. Bring It Girl
6. Shower Me With Your Love
7. Where You Think You Going Girl
8. Showed Me What Love Is
9. Falling In Love
10. The Other Side Of My Bed
11. Bring It Girl (Romance Me Gal)(With Daddy T)
12. I Love You Like That
13. Happy
14. I Love You Like That (Instrumental)


評価: ★★★★★★★★☆☆


アメリカのコネチカット州スタンフォード出身のシンガー兼ベーシスト、Bernard Jacksonの4thアルバム?
2008年7月22日発売。


R&BバンドであるSurfaceの主要メンバーを経て、ソロ活動を開始したBernard。
ソロ作品を90年代後半から2000年代前半まで定期的にリリースしていた彼が、2008年にリリースしたアルバムが本作です。
ですが・・正直本作に関する情報が全くないんですよね。
Discogsなどをチェックしても本作はBernardのディスコグラフィには登録されていません。
Spotifyでは配信されているので、海賊版ではないとは思うんですが。


では、内容に。


サウンドとしては思い切り正統派のREGGAEという感じです。
2008年というともう既に色々な音が混ざったスタイルがREGGAEやHIP HOPでも主流になっていた気がしますが、2008年にここまで90年代を彷彿とさせる作品をリリースしていたというのはちょっとびっくり。
90年代にリリースされたと言っても普通にだまされると思います。


M-1Closer Than Friend」はかなりゆったりとしたリズムのトラックで、聴いていてまったりしてしまうこと必至。
その上でのBernardの主張の激しくない歌もトラックにぴったりハマっていて、サラッと聴けてしまいます。

M-2「All I Wanna Do Is Hold You」からは陽気なトラックの楽曲が続きます。
陽気なトラックの上でもBernardの透明感のある歌声が絶好調。ドライブなんかで聴いたら間違いなく上がりますね。


M-4「I Hope」ではまたしてもゆったりした雰囲気にシフト。
HookではBernardの甘い歌声が堪能できますが、バースでは聴きごたえのあるラップも聴けます。
というかBernard1人でここまで色々な感じを出せるってすごいですね。

M-5「Bring It Girl」ではこれまた陽気なチューンで、Hookでの音使いが特徴的で印象的です。
続く曲もそのような感じで、飽きずに聴かせてくれます。


そこからの流れを一気に断ち切るのがM-8「Showed Me What Love Is」。
これまでとは違う重たい雰囲気のトラックで、今までの流れを聴いていた身としてはちょっとぞくっとします。
最も全体として見るといいアクセントになっていますが。
その上で堂々と歌い上げるBernardの力量もさることながらです。

次のM-9「Falling In Love」は癖になるようなトラックと、気合が入ったBernardの歌声が印象的で、これまた本作ではちょっと異色。

M-10「The Other Side Of My Bed」はM-8「Showed Me What Love Is」ほどではないにせよややダークなトラック。
Bernardの歯切れのいい歌が聴きごたえ抜群で気持ちよさがあります。


M-11「Bring It Girl (Romance Me Gal)(With Daddy T)」はDaddy Tを客演に迎えたM-5「Bring It Girl」のセルフリメイク。
Bernardの歌とDaddyのこぶしのきいたラップさばきが拮抗する様がなんとも聴きごたえあり。
原曲ももちろんいいですが、それに負けず劣らずの楽曲に仕上がってます。


M-12「I Love You Like That」はゆったりとした雰囲気のトラックの上での相変わらずのBernardの透明感のある歌声が華を添えます。
M-13「Happy」は怪しげなダンストラックの上でのBernardの歌が印象的で、面白い組み合わせながらもなんとかハマっています。
最後にちょっと異色なので攻めてきましたね。

最後の最後を〆るのはM-14「I Love You Like That (Instrumental)」で、M-12「I Love You Like That」のインスト。
悪くはないですがBernardの歌声が入っている方が心地よくていいですかね。


CDの福袋BOXに入っていた1枚でしたが、聴いてみると割とよかったです。
ドライブのBGMには持って来いの、楽しく聴ける1枚に仕上がっているかと。
上にも書いたように本作については情報がまるでないので、何か知っている方教えてください。


↓M-13「Happy」。
www.youtube.com

Nostalgia / LGYankees × MAICHI

Nostalgia(DVD付)


曲目リスト


1. Nostalgia
2. 卯の月
3. Nostalgia(Instrumental)
4. 卯の月(Instrumental)


評価: ★★★★★★☆☆☆☆


宮城県仙台市を拠点とするラップユニットのLGYankeesと、埼玉県出身のモデルの高橋真依子(MAICHI名義)のコラボシングル。
2009年3月11日発売。


2008年にリリースしたGIPPERとのコラボミニアルバムがいい意味でも悪い意味でも話題作になったLGYankees。(GIPPERにとっては完全に黒歴史の模様。しかし「KO.A.KU.MA feat. Noa」は人気曲だったんですよね)
彼らが次のコラボ相手に選んだのは、当時雑誌のJELLY専属モデルとして注目されていた高橋真依子。(以後MAICHI)

2008年の12月にリリースした、同じ事務所に所属するNoaの1stアルバムでMAICHI名義で客演をしたのがきっかけとなり、LGYankeesともコラボをすることに。
そしてリリースされたのが本作というわけです。


さて、内容に。


LGYankeesは良くも悪くもあい変わらずで、ガラガラ声のRYOとオーソドックスな声質のHIROでどっちがどこをラップしているのかがすぐわかります。
MAICHIは女の子らしい可愛い声をしていて、人によってはあざとさを感じてしまうかも。


率直に言うとLGYankeesのラップはまだいいとしても、MAICHIの方はお世辞にも歌が上手いとは言い難いです。
歌が本業じゃないということを考慮しても、ぶっちゃけカラオケ好きの友人の方が上手いですね・・。


ただ表題曲のM-1Nostalgia」はそんな歌唱力のハンデがありながらも大分健闘した楽曲に仕上げられていると感じます。
卒業をテーマにした若々しいトピックや、トラックの雰囲気もMAICHIの歌声にマッチしていて、歌唱力もそこまで気にならずに聴き通せます。
また2ndアルバムではPOP寄りな楽曲では浮いていることが多かったRYOのガラガラ声ラップも、この曲ではそんなに浮いてなくいい味となっています。
素直に「いいね」と言える楽曲になっていますね。


M-2「卯の月」は、哀愁漂うトラックの上で音楽へ進む道への決意表明を見せる楽曲。
LGYankeesの2人のラップはトラックへの乗せ方でもリリック面でも熱さを感じる内容で聴きごたえあり。
・・・しかし、この曲はMAICHIの歌が全然雰囲気に合ってなくて浮いているのが否めないんですよね・・。
無理にMAICHIとコラボしないでLGYankeesの単独曲としてこの曲は出せばよかったのでは・・。
LGYankeesのラップは聴きごたえがあるだけに何とももったいなさを感じます。


あとの2曲はインストで、M-3「Nostalgia(Instrumental)」は正直インストとしてはそんなに印象に残らず。
M-4「卯の月(Instrumental)」はインストで聴いているだけでも、哀愁が漂ってきます。
けっこう好きなトラックなので、このトラックそのまま使ったRemixとか出てほしいですね。
まあリリースから10年以上経っている本時点で確認できないのでないとは思いますが・・。


LGYankeesとMAICHIのコラボ作ですが、上にも書いたようにMAICHIの歌唱力が・・・なので「歌唱力は大事!」という人には絶対におススメしません。
ただM-1Nostalgia」に関してはMAICHIの良さを出せた楽曲だと思いますし、どの曲も本作でしか聴けません。
そんなに強くおススメはしませんが、興味があるなら試聴して購入されてもいいかと。


M-1Nostalgia」のPVのメイキング映像。
www.youtube.com

MEGA HITS / V.A.

MEGA HITS


曲目リスト


1. All That She Wants / Ace Of Base
2. Baby-Baby-Baby (Album Radio Edit) / TLC
3. I'm Every Woman / Whitney Houston
4. Breathe Again / Toni Braxton
5. Wannagirl (Preferredgirl Pop Mix) / Jeremy Jordan
6. Baby, I Love Your Way (Radio Version) / Big Mountain
7. Forever In Love / Kenny G
8. Heaven Come Down (Radio Edit) / Jennifer Brown
9. So Natural (7'') / Lisa Stansfield
10. Anya (Edit) / Deep Purple
11. Right Here (Human Nature Radio Mix) / SWV
12. Boom! Shake The Room (Club Radio Mix) / Jazzy Jeff & Fresh Prince
13. Sax-A-Go-Go / Candy Dulfer
14. Back & Forth (Mr. Lee & R. Kelly's Remix) / Aaliyah
15. It's All Good (Grandmaster Mix) / Hammer
16. Bump N' Grind / R. Kelly


評価: ★★★★★★★★★☆


洋楽のヒット曲を集めたコンピレーションアルバム。
1994年10月21日発売。


90年代から様々な洋楽コンピレーションが日本国内でもリリースされていましたが、本作はBMG Victorからのコンピレーションアルバムですね。
当時BMGに所属していたミュージシャンのヒット曲が収録されています。


特に前置きはいらないでしょう。
では、内容に。


収録曲は主にR&B的なアプローチで、お洒落な楽曲が多めですね。


AceによるM-1All That She Wants」はキレのいいトラックの上で歌声が絶妙な絡みを見せる、最初の入りだしとしては最高な1曲。
TLCによるM-2「Baby-Baby-Baby (Album Radio Edit)」はお洒落な雰囲気のトラックの上での色っぽいTLCの歌唱が印象的で、聴いているだけでもパーッとした気分になります。
このスタートからして聴き進めるのが楽しみになること請け合い。

M-3「I'm Every Woman」に控えるはこの年代の音楽ファンにはお馴染みWhitney嬢。
Chakaの同名曲のカバーですが、もうこれはとにかくキャッチ―な雰囲気。
パワーのあるWhitneyの歌唱が聴きごたえ抜群で、やはり天性の才能を感じさせます。

ToniのM-4「Breathe Again」は大人な雰囲気の失恋ソングで、落ち着いたトラックの上ながらもToniの情熱的な歌唱が耳を惹きます。


そしてそんな落ち着いた雰囲気から一気に派手なトラックでドカンと決めてくるのがJaremyによるM-5「Wannagirl (Preferredgirl Pop Mix)」。
様々な楽器の音を贅沢に取り込んだトラックは非常に印象に残ります。特にイントロに関しては1回聴いただけで耳に残ることでしょう。
アルバムとしてもいいアクセントになっています。

続くBig MountainのM-6「Baby, I Love Your Way (Radio Version)」はトラックがREGGAEのリズムを取り入れていて、ゆったりとした雰囲気とキャッチ―さを融合させたような不思議な内容。
Hookでの音使いは陽気さも感じさせますが、どの要素も喧嘩せずにまとまっているのがすごいと感じますね。


Kenny GによるM-7「Forever In Love」はのどかな雰囲気漂うインスト。インストながらもサックスの音だけで十分に聴かせます。

続くM-8「Heaven Come Down (Radio Edit)」はJenniferによる楽曲で、聴きやすいキャッチ―な雰囲気の上でのハキハキとした歌唱が好印象。

LisaによるM-9「So Natural (7'')」でまたしても落ち着いた雰囲気に。
お洒落な雰囲気のトラックでのLisaの貫禄を感じる歌が雄大さを感じさせます。


M-10「Anya (Edit)」は本作では唯一のROCKからDeep Purpleの楽曲。
イントロからはラテン系の雰囲気を思わせましたが、一気にROCKのサウンドに代わってビックリしました。
M-9「So Natural (7'')」が落ち着いた雰囲気だったとはいえ、ここまでぶち上げる楽曲を入れてくるのはジェットコースターみたいですね。
曲自体はカッコいいですが、アルバム全体を見るとちょっと浮いているような気もします。


続くSMVのM-11「Right Here (Human Nature Radio Mix)」でまたしてもお洒落な雰囲気に戻ります。
シンプルながらも癖になるトラックとSMVの3人の歌唱が爽やかで目を閉じると青空が浮かんできますね。

M-12「Boom! Shake The Room (Club Radio Mix)」はHIP HOPからJazzy Jeff & Fresh Prince
Jazzyによるこれぞ80年代&90年代!というサンプリング全開のトラックとFreshの陽気なラップによるパーティーラップで、嫌でも首を振りたくなってしまいます。
西海岸ならN.W.Aや2PAC東海岸ならNASやWu-Tangなどのシリアスな内容をラップするラッパーやグループばかりが語り草にされる80年代前半から90年代のHIP HOPですが、このようなただただ楽しいパーティーラップにもスポットライトが当たってほしいですよね。


M-13「Sax-A-Go-Go」はサックス奏者のDulferによる有名曲。インストながらも単純に聴いていて楽しいインストになっており、ノリノリになること間違いなし。

AaliyahによるM-14「Back & Forth (Mr. Lee & R. Kelly's Remix)」は、とても当時10代だったとは思えない大人っぽい歌唱でクールな雰囲気。
癖になるHIP HOP色の強いトラックとの相性も抜群。


M-15「It's All Good (Grandmaster Mix)」はHIP HOP畑からこれまた知らない人はいないであろうM.C. Hammerの楽曲。
もうこの頃には落ち目感漂っていたHammerですけど(実際この曲が入ったアルバムリリース後自己破産してますし)、ちょっと気が抜けた感のある雰囲気は健在です。
対訳見ると結構えげつないこと言ってますが。


最後を締めくくるM-16「Bump N' Grind」を務めるはR&Bファンなら知らない人はいないR.Kelly
対訳を見るとスケベな恋愛ソング。
でも曲としては爽やかな雰囲気でコンピ最後の曲としてはキレイにまとまって・・いますかね。


よくある洋楽コンピだろうなーなんて何となく手に入れた1枚ですけど、正直あまりの内容の良さにビックリ。
最初から最後まで飽きずに聴ける16曲がセレクトされています。
お洒落な雰囲気の楽曲が多いので、ドライブや家事のBGMには持って来いの1枚ですね。
「古きよきもの」を体感したい方は是非。
この時代をリアルタイムで体験してみたかったですね・・。


↓M-3「I'm Every Woman」のPV。
www.youtube.com

僕の音楽の聴き方・・完全に雑談です

こんばんは。りくぼーです。

先日の記事で、いつもブログを閲覧いただいているNarutoさんから(↓Narutoさんのブログ)、
naruto.hatenadiary.jp

「音楽はCDで聞く事が多いんでしょうか」という質問をいただきました。

その質問について回答させていただきます。

これから先はおそらく実際にはほとんど役に立たない内容です。

結論から言うと、CDを直接は聴きません。
CD自体は1回PCの中に取り込んだら、あとはほとんど触らないですね。

CD自体を頻繁にかけると、当然のことながら傷や指紋がつきやすくなるので、それはなるべく避けたいんですよね。
ですので、CDはあくまで取り込み用に買っています。
それと、ストリーミングやサブスクよりもCDを選んでいるのは、「CDについてくる歌詞、対訳や解説を読みたい」っていうのがありますね。
特に洋楽の国内版についてくる対訳や解説は、やはり記事を書くときに頼もしいので。(まして僕は英語が全然できないのでなおさら・・)
後は単純に手元に音源があるとなんか安心するという精神的な問題です。


そして音楽の聴き方ですが、CD単位でHDDで管理しているので(↓ちなみに使用HDDはこれです。壊れてデータが飛ぶのが怖いので2つのHDDに同じデータを入れています)
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90Amazon-co-jp%E9%99%90%E5%AE%9A%E3%80%91BUFFALO-%E5%A4%96%E4%BB%98%E3%81%91%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E9%8C%B2%E7%94%BB-%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8A%E5%90%88%E5%9B%B3-HD-AD3U3/dp/B07BK5G8CW?ref=pf_vv_at_pdctrvw_dp


基本的にはCD単位で聴くことが多いですね。
アルバムやシングルごとに聴くことが多いです。
スマホなどで聴いている方は好きな曲を1曲単位で聴くという方が多いと思うんですけど、僕はそういう聴き方は余りしなくて、アルバムやシングルを最初から最後まで聴く、もしくは後は自分でプレイリストを作ってそれを聴くというのがスタンダードですね。

まずはアルバムやシングルをその内容で1通り聴いてから、プレイリストを作る際に曲ごとに候補に入れるという感じです。
僕は音楽を聴くときに1曲1曲の良さだけでなく曲順も結構大事だと思っているので、シャッフルで聴くということはそんなしていません。
その為プレイリストを作るときは最初の曲と最後の曲は少なくとも決めてます。
最近は納得いくのが作れていなくてアルバムやシングルの曲順通りに聴くのがメインになっていますが・・。


質問に答えると・・ざらっとこんな感じでしょうか。
Narutoさんの期待に応えられたら幸いです。
これからも質問等があれば答えられる範囲で答えていきたいと思います。
ではまた。お読みいただきありがとうございました。

Two Shot / THE HUMAN BEATS

Two Shot


曲目リスト


1. Two Shot
2. Two Shot -Instrumental-


評価: ★★★★★★★★★★


東日本大震災からもう10年が経ったんですね。
僕の地元である福島も大分帰宅困難区域などが縮小されてはきましたが、それでもまだ住めない地域があります。
正直「もう10年も経ったのか」という心境ですね。
昨年に双葉町の震災資料館に行った際に帰宅困難区域の中も車で通ったんですけど、その区域の中は震災の時から時間が止まったままでした。
この10年の間にロゴなどが変わった飲み物ってたくさんあると思いますけど、区域の中にある自動販売機の商品表示は、当時のロゴのままだったんですよ。
「立ち入り禁止」の看板が立ってる家は朽ちている家もあり、もう家主が戻ることはあるのかなとも思いました。

では今回は震災関連の作品の紹介を。


東日本大震災後に結成されたユニット、THE HUMAN BEATSの1stシングル。
2012年9月19日発売。


THE HUMAN BEATSは東日本大震災をきっかけに結成されたユニットの1つであり、プロデューサーの亀田誠治氏、ディレクターの箭内道彦氏、MONDOL800のキヨサク、RHYMESTERMummy-Dの4人で結成されました。
そのTHE HUMAN BEATSの作品としてリリースされたのが本作です。

「様々な形で知ってもらうため」「聴いた人がそれぞれで作詞できるように、自分だけの「Two Shot」ができるように」あえて著作権登録はしていないようです。


さて、内容に。


表題曲のM-1Two Shot」は、様々なところで言われていることに嘘はなく、「こんなにも優しさを感じる曲ってめったにないよな」と感じてしまう曲です。
素朴な演奏の上でマイクを握るのはキヨサクとMummy-D
基本的にはキヨサクが歌を担当し、Mummy-Dは後半からラップで参加。

キヨサクの優しさ100%な歌いまわしもさることながら、こんなトラックの上で流暢にラップを乗せるMummy-Dの力量にも感服してしまいますね。
サビでのDとキヨサクのコーラスもすごく聴きごたえがあって、完全に聴き入ってしまいます。
両者の言葉選びもベストで、すごくストレートでわかりやすい表現なんですけどこの手のタイプによくある薄っぺらさや安っぽさ、押しつけがましさというものは微塵もなく、ただただスッと入ってきます。


インストであるM-2「Two Shot -Instrumental-」もすごく地味なサウンドではあるんですけど、それが優しさを演出している要素として働いていて、インストだけでも耳を惹きますね。


今まで数多くの作品に触れてきましたけど、ここまで「優しさ」というものに溢れていて、まったく押しつけがましくなくて、尚且つ音楽としてしっかりと聴ける作品は中々あるものではありません。
「震災便乗ソングじゃないの?」なんて意見もあると思いますが、実際に聴けばそんな言葉で切り捨てられるようなヤワな楽曲ではないのは実感できると思います。
インストは本作でしか聴けないので、このインスト目当てだけでも手に入れる価値はあると断言できます。
聴いたその日から心に残ること間違いなしです!


購入すると利益全額が「あしなが東日本大地震津波遺児募金」へ寄付されるとのことですが・・・残念ながら今はTOWER RECORDSでは扱っていないようですね。
Amazonだと定価より高いですが扱いがあるという限られた入手手段になっていますが、手に入れて絶対に損はないと思います。
コロナや震災など様々なアクシデントがある最近ですが、この曲を聴いてパワーをつけて乗り切りましょう。


M-1Two Shot」のPV。
www.youtube.com

M-1Two Shot」のレコーディング映像。
www.youtube.com