曲目リスト
1. Oh Aaron feat. Nick Carter and No Secrets
2. Not Too Young, Not Too Old feat. Nick Carter
3. Stride (Jump On The Fizzy) feat. No Secrets
4. Come Follow Me
5. I Would
6. Baby It's You
7. I'm All About You
8. The Kid In You
9. Hey You
10. Cowgirl (Lil' Mama)
11. Get Up On Ya Feet
12. One For The Summer
13. Aaron Speaking
評価: ★★★★★★★☆☆☆
Nick Carterの弟、Aaron Carterの3rdアルバム。
2001年8月7日発売。
1stアルバムも2ndアルバムも好セールスを記録し、順調にティーンアイドルの道を歩んでいったAaron。
前作の2ndアルバムが300万枚以上というAaronのディスコグラフィー上最高の売り上げ枚数を記録したこともあり、10代前半という若さながら様々な場所でライブ公演を行いました。
その際には日本にも来日してライブを行っており、成功を治めています。
そんな2ndアルバムリリースから1年後に、この3rdアルバムをリリース。
売り上げは前作に届かなかったものの、100万枚以上のセールスを記録。
Aaronのアルバムでは前作に次いで2番目に成功したアルバムとなっています。
さて、内容に。
大まかな内容としては基本的にはPOPなパーティーチューンがメインとなっており、明るい曲が大半を占めています。
前作が比較的M.C. Hammerのようなオールドなパーティーラップスタイルに近かったのに比べると、よくも悪くも聴きやすくなっている感があります。
また兄であるBackstreet BoysのNickや、アメリカのガールズグループであるNo Secretsも客演として参加。
前作が成功を遂げただけに、よりよいものを作ろうという意思を感じます。
それだけに、前作や前々作と比べると楽曲の出来は全体的に上がっており、最初から最後まで一定水準以上の楽曲が続きます。
ウキウキするような入り出しでアルバムのスタートを切るM-1「Oh Aaron feat. Nick Carter and No Secrets」は最初の楽曲としてはぴったりな入り出し。
リリックの内容は中身がそんなあるとは言えないですが、AaronとNickがトークする感じは微笑ましさを感じてしまいます。
続くM-2「Not Too Young, Not Too Old feat. Nick Carter」は前作の「Aaron's Party」のRemixのような感じで、POPな聴きやすい雰囲気になったアレンジです。
同じパーティーチューンなのに「Aaron's Party」とは一味違うのが面白い。
ただ、個人的には「Aaron's Party」の方が好きです。
その後も基本的にはパーティーチューンが続くわけですが、M-7「I'm All About You 」はそんな中でもしっとりと聴かせるバラードで、まずまずの出来。
ちなみに国内盤のボーナストラックである、M-12「One For The Summer」が予想以上に疾走感があって聴いてて気持ちいい楽曲です。
ですので今から買おうと思う方は是非国内版を。
好みは分かれるのでAaronファンの方なら間違いなく買いの一枚ですが、そうでない方はまずは試聴してみることをオススメします。
↓M-1「Oh Aaron feat. Nick Carter and No Secrets」のPV。
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