りくぼーの音楽感想倉庫

音楽CDの感想を綴っていきます

ははうえさま / やまびこ / ビリケン

ははうえさま/やまびこ


曲目リスト


1. ははうえさま
2. やまびこ
3. ははうえさま(Instrumental)
4. やまびこ(Instrumental)


評価: ★★★★★★★★☆☆


最近全然はてなに来れてませんでした。すみません。


東京で結成されたHIP FOLKデュオ、ビリケンの7thシングル。
2005年10月5日発売。


HIP HOPとFOLKを合わせた異色のジャンルの世界で、数々の過去の有名曲をカバーしてきたビリケン
彼らが7thシングルにおいてカバー先に選んだのは、一休さんでおなじみな藤田淑子氏の「ははうえさま」。

本作でも2曲ともタイアップ付きで、M-1ははうえさま」はフジテレビ系列の「孝太郎プラス」のED、M-2「やまびこ」はTBS系列の「噂の!東京マガジン」のEDとして起用されていました。


では、内容に。


表題曲であるM-1ははうえさま」はビリーの歌唱力の高さももちろん、ケンの追加歌詞もいい感じです。
ケンのパートはラップというよりはただの語りに近いですが、母親と遠距離で暮らしている方なら心にじんと来てしまうのでは。
ただ内容が「ははうえさま」に合っているかというとちょっと疑問に感じます。
これならオリジナルで母親リスペクトソングを作ってくれた方がいい曲になった気もします。
どちらもそれぞれでは良いんですが、合わせると詞の整合性の面でうーんという。


M-2「やまびこ」は恋愛ソングで、ビリーの純粋な歌詞と歌、懐かしい雰囲気のトラック、ケンのメロディアスなラップ調の歌がしっかりとハマった楽曲。
ビリーの凄いところは歌い方も歌詞もまっすぐなのに、決して一本調子には感じないところですが、その凄みを存分に感じられます。
圧倒的な歌唱力を備えているからこそできる芸当ですね。


M-3「ははうえさま(Instrumental)」、M-4「やまびこ(Instrumental)」はそれぞれのインストですが、どちらもインストだけでしっかりと聴けてしまう内容。
前者は良くも悪くも原曲の雰囲気を踏襲。
後者はシンプルながらも様々な展開を見せる音使いが印象的。


2曲とそのカラオケという内容ですが、聴きごたえは十分。
M-1ははうえさま」はビリケンのフォークアルバムに収録されているので今から聴こうと思っている方はそちらがいいかもしれませんが、M-2「やまびこ」は十分な名曲なのに本作でしか聴くことができません。
しかもデジタル配信されていないのでCDを買うしかないんですよ。
この曲目当てで買っても絶対に損はしないと思うので、見かけたら是非。


ちなみに本作はネット上では聴ける手段(試聴すら)がないので今回は動画などはなしで本当に感想だけです。うーん残念。