曲目リスト
1. Humpin' Around (Extended Club Version)
2. Humpin' Around (Radio Edit)
3. Humpin' Around (Extended Humpstrumental)
4. Humpin' Around (Humpapella)
評価: ★★★★★★☆☆☆☆
アメリカのマサチューセッツ州ボストン出身のR&Bシンガー、Bobby Brownの11thシングル。
1992年8月11日発売。
1988年にリリースした2ndアルバムが世界中での特大ヒットとなったBobby。
1989年~90年には2ndアルバムや映画のサントラからのシングルをリリースして存在を常にアピールしていました。
1991年には音源リリースはありませんでしたが、1992年にWhitney Houstonとの結婚を公表して3rdアルバムを発表。
本作はその3rdアルバムから一番最初にリリースされたシングルになります。
結果的に3rdアルバムからリリースされたシングルでは一番ヒットしたシングルになったようですね。
では、内容に。
「Humpin' Around」に関しては3rdアルバムを先に聴いていたのであらかじめ簡単に書いておくと、3rdアルバムの最初の曲ですごくキャッチ―なダンスチューンなんですよね。
楽曲を手掛けたのはBabyfaceで、かなりHookが耳に残る曲なのでアルバムのスタートとしてかなりいい働きをしていました。
有名な妖怪ウォッチのあの曲は間違いなくこの曲のオマージュでしょうね。
M-1「Humpin' Around (Extended Club Version)」は「Humpin' Around」のバージョン違いで、アルバムバージョンでは6分18秒だったのが8分2秒にボリュームアップしています。
バージョン違いとはいってもトラックや曲の雰囲気などはほとんど変わっておらず、イントロや間奏が長くなっていたり、スクラッチの頻度が多くなっていたりとそのような部分でこの長さまで引き延ばしている感じですね。
細かいところで違いはありますが本当に雰囲気は全く変わっていないので、流石にこの長さまではいらないと感じるかアルバムバージョンより長く楽しめて嬉しいと感じるかで大きく変わりますかね。
M-2「Humpin' Around (Radio Edit)」はまたしてもバージョン違いで、こちらはアルバムバージョンより本当に少しだけトラックがシンプルになっています。
スクラッチも多用しているのはM-1バージョンと同じなためアルバムバージョンとM-1バージョンの中間のようなアレンジですね。
とは言っても雰囲気はやっぱり変わっていないんですが・・・。
M-3「Humpin' Around (Extended Humpstrumental)」は「Humpin' Around」のインストで、Hookだけコーラスを残して後はBobbyの歌は乗ってません。
正直このインストが本作で一番の収穫なんですよね。
Bobbyの歌がHook以外乗っていないのでHook以外では純粋にトラックのみのノリを楽しめるんです。
歌手やラッパー志望の方は歌やラップの練習に使ってみては?
M-4「Humpin' Around (Humpapella)」はHookとブリッジ以外ではドラムの音をレスにしたバージョン。
アルバムバージョンより少しクールでおどろおどろしい雰囲気が増してます。
「Humpin' Around」のアルバムバージョンのバージョン違いが3曲、インストが1曲。
とは言ってもそこまですごいアレンジが加わっているわけではないので、3rdアルバムのバージョンと印象はそこまで変わらないですね。
結論としてはBobbyのファン向けのシングルでしょうね。
これからBobbyを聴いてみようという人は本作を聴く前に3rdアルバムを聴くことをおススメします。
その3rdアルバムで「Humpin' Around」を聴いて「この曲の他のバージョンを聴いてみたい!」と思ったら手を伸ばしていいかと。
インストバージョンは本作以外ではアナログでしかないようなので、CDで欲しいなら是非どうぞ。
↓M-2「Humpin' Around (Radio Edit)」。
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